改正道路交通法を分かりやすくまとめてみた。
政府は9日、摘発されたドライバーが免許を再取得できない期間を最低2年間とする施行令を閣議決定した。あおり運転の摘発とともに6月30日から施行される。
●あおり運転は1回の違反で免許が取り消される。
●施行令は違反点数を25点、免許を再取得できない期間を2年とする。
(=酒気帯び運転と同程度の違反点数)
●高速道路で他の車を止まらせるなど著しい交通の危険を生じさせた場合、違反点数は35点で、欠格期間は3年。
※違反歴があれば最大10年。
●改正道交法は、あおり運転の罰則を3年以下の懲役または50万円以下の罰金。
●著しい危険があった場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金。
また、バイクや自転車の運転のほか、ドライバーをそそのかしたり、手助けしたりした”同乗者ら”も摘発や行政処分の対象となる。